あま市で外壁塗装 ALC外壁とはどんな外壁?メリット・デメリットを解説します
こんにちは! あま市で外壁塗装工事・屋根塗装工事専門店の株式会社大和創建です❗ 外壁材には様々な種類がありますが、「ALC外壁」というものをご存知でしょうか? 名前は聞いたことはあっても、どんな特徴があるのかよく分からないという方も多いのでは ないでしょうか。 本日は、ALC外壁について詳しく解説させていただきます。 画像:旭化成建材(へーベルパワーボート施工事例) 『ALC外壁とは?』 ALCとは、Autoclaved Lightweight aerated Concreteの略で 日本語に訳すと「高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート」になります。 分かりやすくすると「たくさんの気泡が入っている、軽量化させたコンクリート」という意味です。 コンクリートの長所である耐久性や耐火性はそのままに、重量はコンクリートの約4分の1と非常に軽量であるという点が一番の特徴です。 珪石(けっせき)、石灰、セメントなど自然の素材を元に高温高圧の蒸気をかけて作るため ALCの主成分は人体に害がなく、リサイクルも可能な環境にやさしい建築資材です。 また、ボードに含まれている気泡によって、熱伝導を抑える効果があり、普通のコンクリートの約10倍の断熱性能があります。 ALCの商品としては、旭化成のへーベルハウスに使用されているへーベルパワーボードなどが有名です。 平米単価は7,500円~で、他の外壁材よりも性能が高い分、費用もやや高い傾向にあります。 メーカーによって呼び方が変わり、「ヘーベル」「シポレックス」「クリオン」などと呼ばれています。 画像:ALC協会 ALCのメリットとは? ・軽量で耐震性に優れている ALCの一番の特徴として、軽量であるということが挙げられます。 直径0.05~0.1ミクロンという非常に細かい気泡が含まれているため、コンクリートでありながら他の外壁材と比較しても 圧倒的な軽さです。 外壁材の重量が軽いほど建物や構造体にかかる負担が少なくなり、地震の際の被害が起きにくくなるため 住宅の耐震性の向上に期待できます。 具体的な重さとしては「1立法メートルあたり650kg程度」になります。 ・耐久性が高い 外壁は雨風にさらされたり、経年劣化でダメージが進みます。 現在よく使用されている窯業系のサイディングの耐久年数は約30年前後と言われていますが、 ALCは定期的なメンテナンスをしっかりすれば、外壁の張替えなどは50~60年は必要ないと言われています。 これは、ひび割れや反りの原因となる木繊維・パルプ材といった有機物が含まれていないためです。 ・断熱性が高い ALCは断熱性にも優れています。 ALCに含まれている無数の気泡が断熱材の役割を果たし、外側からの熱が伝わるのを抑えてくれたり、 暖房などで温めた空気を外側に逃がしてしまうのを防いでくれます。 そのため、夏の暑さ、冬の寒さでも室内の温度を一定に保つことができ、室内で快適に過ごすことができ、 省エネ効果も期待できます。 ALCパネルの熱伝導率は、一般的なコンクリートの約1/10と言われています。 ・耐火性・防火性が高い ALCは、国土交通省より耐火構造の認定を取得しています。 厳しい耐火試験をクリアできるほど耐火性が高いため、火災が発生しても燃えにくく、 万が一燃えた際にも、主原料が無機質の珪石やセメントなどで構成されているため有害物質が発生しません。 一般的なサイディング(14mm)に比べて2倍以上の厚さ(37mm)もあるので、耐火性に加えて防火性も高い外壁材といえます。 ・遮音性が高い ALCは内部にある無数の気泡が壁内に伝わった音を吸収するため音を通しにくく、また音の反射も大きいため 外部から室内に伝わる騒音をさらに低減させます。 遮音性の高さから、駅の防音壁として使われることもあります。 自動車や電車の騒音、周囲の生活音などを防ぎたい場合はALCを選ぶと良いでしょう。 ALCのデメリットとは? 高性能で沢山のメリットがあるALCにも、デメリットはあります。 ・水に弱い ALCは細かい気泡が無数に含まれているため、吸水性が高いです。 長時間水にさらされたり直接雨に当たると、内部の気泡に水が染み込んでしまい雨漏りしやすくなってしまいます。 そのため外壁にALCパネルを使用する場合は防水性の高い仕上げをする必要があります。 ・継ぎ目が多い ALCは他の外壁材と比べると一枚あたりの大きさが小さく作られているため、外壁面につなぎ目が増えてしまいます。 シーリングによる繋ぎ目が増えるため、その分他の外壁材よりシーリングからの雨漏りのリスクが高くなります。 シーリング材は外壁材より劣化が早いため、10年に一度は打ち替えまたは打ち増しをする必要があります。 ALCは水に弱いので雨水が染みると劣化してしまうため、注意が必要です。 ☆シーリングの役割とは? ・価格が高い ALCは、一般的に主流となっている外壁材のサイディングやモルタル比べると、価格が高いです。 サイディングの3倍~4倍、モルタルの3倍ほどの費用がかかるので、価格面ではデメリットがあるといえるでしょう。 しかし価格に見合った品質の高さがあるため 「メンテナンスをしっかりしながら長く住むことのできる家を建てたい」という方にはおすすめです。 ALCは高性能で耐久年数が長い外壁材ですが、その効果を発揮するためには こまめなメンテナンスが大切になってきます。 ALCの外壁塗装をお考えの方は、一度大和創建にご相談くださいね🤗 どんなことでも丁寧にご説明させていただきます❗ ☆大和創建の無料外壁診断はこちらから ★清須市の施工事例はこちら★ ★外壁塗装の施工事例はこちら★ ★屋根塗装の施工事例はこちら★ 外壁塗装・屋根塗装なら弊社 大和創建にお任せください!! 詳細は、外壁塗装・屋根塗装に関するお問合せはこちらをクリック 2024年06月28日 更新豆知識スタッフブログ