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稲沢市で外壁塗装 塗料の最高グレード!無機塗料とは?メリット・デメリットなど特徴を解説します

豆知識スタッフブログ 2024.10.14 (Mon) 更新

こんにちは!

稲沢市外壁塗装工事・屋根塗装工事専門店株式会社大和創建です

10月に入って朝晩は少し寒いくらいになりましたね。

日中との寒暖差が激しく、風邪を引いている人も多いようですので、皆様もお気を付けくださいね。

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外壁塗装の塗料にはグレードによって様々な塗料がありますが、その中でも最高グレードの塗料が

『無機塗料』になります。

今回は、この無機塗料にはどんな特徴があるのか?メリット・デメリットなどについて解説していきたいと思います。

 

最高グレードの「無機塗料」とはどんな塗料?

 

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まず、塗料は「有機塗料」と「無機塗料」の2種類に分けられます。

現在よく使用されている塗料はアクリル塗料やシリコン塗料になりますが、これらは有機塗料になります。

有機塗料には、石油などを主成分とした樹脂成分(アクリル・シリコン・フッ素)などが含まれており

塗料の性能やグレードはこの樹脂成分によって決まります。

色褪せやチョーキングなどの塗膜の劣化現象は、この樹脂が紫外線によって分解されることで発生します。

一方、無機塗料は鉱物やレンガ、ガラスや石などの炭素を含まない無機物が主成分となっています。

無機物は紫外線で劣化しないため、半永久的な耐久性を持っています。

ですが実際には、無機物のみで塗料を作ると硬すぎて塗る事ができなくなってしまうため、無機物の耐久性を活かしつつ、

有機物を混ぜて作った塗料が無機塗料になります。

また無機塗料に含まれる無機物の含有量には明確な定義がないため、少しでも無機物が含まれていれば無機塗料とうたうことができます。

悪質な業者は質の良くないものを高額な値段で勧めてくる場合もありますので、無機塗料を選ぶ際には注意が必要です。

 

☆有機塗料(アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素)の違いとは?

 

☆悪徳業者に騙されないために!

 

 

無機塗料のメリット

 

①紫外線や雨に強く耐久性が高い

塗膜は紫外線や雨によって劣化します。無機塗料の主成分の無機物は紫外線によって分子の結合を破壊されにくいため

長期にわたり塗膜を保つことができます。

それにより外壁材への雨の浸水を防ぐことができるため、長期間外壁材を保護することが可能になります。

塗料によって耐用年数の幅はありますが、無機塗料の耐用年数は一般的には20年以になります。

有機塗料より長く外壁を保護してくれるので、メンテナンスの回数を最小限に抑えることができます。

 

☆紫外線が外壁に与える影響とは?

 

 

②カビやコケが発生しにくい

日当たりや通気性が悪い場所の外壁にはカビやコケが発生しやすくなりますが

無機塗料はカビやコケが発生しにくい傾向にあります。

無機塗料にはカビの栄養になる有機物が少なく、汚れも付着しにくいため、美しい外観を

長期間保つことができます。

カビやコケは美観を損ねるだけでなく、外壁が痛む要因にもなります。

カビやコケで悩んでいる場合は無機塗料を選択することで塗料の性能の低下を防ぎ、美観を保つことができます。

 

③親水性が高く汚れが落ちやすい

無機塗料はガラスや石などの親水性のある無機物を主原料としているため、表面についた水をはじくのではなく

馴染ませる性質をもっています。

そのため、汚れが付着しても雨水が塗料と汚れの間に入り込み、汚れを浮かせて洗い流すことができます。

無機塗料は掃除をしなくても雨とともに汚れを洗い流してくれる「セルフクリーニング機能」を備えているため

外壁を掃除する手間を減らすことができます。

 

④耐火性に優れている

無機塗料の主成分はガラスや石の無機物のため、火に強く燃えにくい性質を持っています。

100%無機物ではないため燃えない訳ではありませんが、有機塗料に比べると燃えやすい炭素を含む有機物の含有量が少なく

万が一火事が発生しても被害の拡大を最小限に防ぐことができます。

 

無機塗料のデメリット

 

①価格が高い

無機塗料は塗料の中でも最も高価な塗料です。

そのため、施工費が高くなってしまうのがデメリットです。

ですが無機塗料は耐用年数が長く機能性にも優れているため、塗り直す回数を減らすことができます。

そのため将来のメンテナンスの費用を抑えることができ、長期的に見ればコストパフォーマンスが良い塗料ということができます。

 

②ひび割れしやすい

無機塗料の主成分は硬い無機物のため、硬い塗膜を形成します。

そのため、塗膜のひび割れをおこしやすいというデメリットがあります。

外壁にひびが入ってしまうと無機塗料の塗膜にもひびが入ってしまい、塗料としての性能が落ちてしまう可能性があります。

ひび割れは放置すると雨水が侵入して建物自体を傷める原因にもなります。

もしモルタル外壁などのひび割れしやすい外壁に無機塗料を使用したい場合は

柔軟性を高めた「無機ハイブリッド塗料」というものがありますので、そちらを使えないか業者に相談してみましょう。

 

③高い技術力が必要

無機塗料は塗料が硬いためムラなく均一に塗ることが難しく、有機塗料よりも扱いが難しくなります。

無機塗料の高い性能を生かすためには高い施工技術が必要になってきます。

塗料自体の耐用年数が長くても、適切な手順や塗装方法で施工がされなければすぐに塗装が剥がれてしまう可能性があります。

無機塗料を使用する時は経験と技術のある業者に依頼するようにしましょう。

 

③再塗装が難しい場合がある

無機塗料は汚れが付きにくいというメリットがありますが、そのため上から塗装し直しても古い塗料と密着しにくく

塗料が剥がれやすくなってします可能性があります。

耐用年数が20年以上あるため、再塗装が必要になるケースは少ないですが、塗り替えを行う際には注意が必要です。

 

無機塗料がおすすめな人は?

無機塗料は高性能な塗料ですが、メリット・デメリットがあるためご自宅に適しているかどうか

選ぶ際にはよく検討する必要があります。

ではどんな方に無機塗料がオススメなのでしょうか?

費用が高くても美観を長持ちさせたい
再塗装の手間を減らしたい
カビやコケなどに悩んでいる
長期的に見たメンテナンスコストを意識して選びたい

 

無機塗料は高価なため、初期費用はどうしても高くついてしまいます。

しかし耐候性が高いので、塗り替えやメンテナンスの回数が減らせます。

長い目で見るとコストパフォーマンスに優れた塗料です。

無機塗料は費用が高額で、高い施工技術も必要なため、しっかりとした業者に依頼したいですね。

 

 

「壁面防水」塗装とは? – 株式会社サンペイント

 

 

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