稲沢市で外壁塗装 油性塗料と水性塗料の違いとは?メリット・デメリットについて
こんにちは!
稲沢市で外壁塗装工事・屋根塗装工事専門店の株式会社大和創建です😊
外壁塗装を考えた時、「どんな塗料があるのか全く分からなくて、何を選んだらよいか分からない」
と迷われてしまう方もいらっしゃると思います。
塗料の種類は大きく分けて「水性塗料」と「油性塗料」の二つに分けられます。
本日はこの基本の「水性塗料」と「油性塗料」について、違いや特徴についてお話したいと思います。
油性塗料と水性塗料の違い
外壁塗装の塗料には「顔料」「樹脂」「添加材」が含まれており、それらをまず液体で溶かして(薄めて)壁に塗って乾かし、
溶かした液体を蒸発させることで壁に密着させるのです。
薄めるために使用する液体は希釈剤と言い、水で薄めるなら水性塗料、シンナーなどの溶剤で溶かすなら油性塗料になります。
どれくらい薄めるかはメーカーの規定により塗料ごとに細かく決まっており、塗り方や天候などによっても変わってきます。
一般的には溶剤で溶かしている溶剤塗料を油性塗料と呼んでいます。
水性の反対ということで、油性塗料と呼ばれることが多いのです。
『水性塗料の特徴』
水性塗料は扱いやすさと安全性の高さが特徴です。
人や地球に配慮するために開発された刺激性が低い塗料なので、健康や環境に配慮したいという方におすすめの塗料です。
臭いが少ないため、室内の塗装に向いています。
メリット
水性塗料の一番のメリットは、臭いが少ない事です。
外壁塗装を行う際に油性の塗料の場合は臭いが強くてご近所にも配慮が必要になりますが、
水性塗料はあまり臭わないため、そのような心配はありません。
また、健康や環境に配慮されていることから、小さなお子様や妊婦さん、ペットにも安心な塗料です。
火気の心配がないため、保管が簡単なところもメリットです。
最近は油性塗料にも引けを取らないような耐久性の高い塗料もでできており、以前と比べると選択の幅が増えてきました。
価格も油性塗料に比べると安めのものが多いです。
デメリット
水性塗料のデメリットは塗料の乾燥がしにくく、塗装後の乾燥時間がかかることです。
特に冬場や梅雨時などには乾燥に時間がかかってしまいます。
水性塗料に比べると、油性塗料の方が気温や湿度の影響を受けにくいため
あまり時間がかけられない場合は油性塗料の方が向いています。
また下地によっては塗装できないものがあり、特に金属類には塗布しにくいため、あらかじめ下地をサンディングしておく手間がかかることがあげられます。
さらに油性塗料と比べるとツヤが落ちやすく、年数経過とともにツヤは落ちていくと思っていた方がよいでしょう。
耐久性についても近年は水性塗料もかなり上がってきましたが、油性塗料に比べると劣るというのも事実です。
そのため、水性塗料は高い耐久性を必要としない室内の塗装におすすめです。
『油性塗料の特徴』
油性塗料は、水性塗料よりも耐久性に優れ、雨水などに強いという特徴があります。
主にシンナーなどの有機溶剤を使用しているため、外壁塗装など屋外で使用されます。
逆に室内で使用すると、有機溶剤の揮発による悪影響が問題となってしまうことから、現在ではほとんど使用されません。
また、サビ対策に有効で鉄製品の塗装に向いています。
油性塗料のメリット
油性塗料は外壁と塗膜の密着力が強く、強い塗膜を形成するため耐久性が高く、外壁などを長期間保護してくれます。
塗膜の密着力が高いほど塗料が剥がれにくく、壁と塗料の間に水分や汚れが溜まりにくくなります。
光沢性もある油性塗料は外壁塗装に適している面が多く、建物の外観維持にも高い効果が期待できます。
また水性塗料と比較すると乾燥時間も短く、気候の影響を受けにくく一定であることもメリットの一つです。
雨天には塗装工事ができないため、天気に左右される屋外工事は、乾燥時間が速いに越したことはありません。
仕上がりが美しく、金属類にもそのまま塗装でき、下地を選ばないところもメリットです。
ただし高い耐久性を期待できるのは2液型の油性塗料です。1液型は硬化剤を使用しないため、2液型と比較すると耐久性が低くなっています。
油性塗料のデメリット
油性塗料の最大のデメリットは、臭いの強さです。
油性塗料はシンナーなどの有機溶剤を使用するので臭いは強烈です。
乾燥時も有機溶剤が揮発するため長期間期間シンナー臭が発生します。
臭いでご近所トラブルにならないよう、近隣住民にも配慮しながら作業を進める必要があります。
また有機溶剤は、人体の健康や環境に良くない影響を及ぼす有害成分が含まれているため、小さなお子さんや妊婦さん、
ペットなどにも配慮しながら使用するのが望ましいです。
さらに有機溶剤は引火性があるため取扱いが難しく、保管する際にも注意が必要です。
油性塗料には1液型と2液型があり、1型は特別な制限はありませんが2型は溶剤と硬化剤を混ぜて使うため
6時間~8時間ほどしか利用できないという特徴もあります。
価格は水性塗料と比べると、高めになっています。
水性塗料
<メリット> <デメリット>
・臭いが少ない ・油性よりも耐久性がない
・人体や環境への害が少ない ・塗装できない下地が多い
・保管が簡単 ・乾燥に時間がかかる
・価格が安め ・天候に左右されやすい
油性塗料
<メリット> <デメリット>
・耐久性に優れている ・臭いが強い
・ツヤが長持ちする ・人体や環境、近隣への配慮が必要
・汚れがつきにくい ・引火性があり取り扱い注意
・乾燥時間が早い ・価格が高め
・錆対策に有効
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
水性塗料は環境に配慮された塗料で、臭いも少ないため
ご近所への迷惑や体への悪影響がないものを選びたいという方に適しています。
油性塗料は耐久性の高さが特徴で、外壁塗装を綺麗に長持ちさせたいという場合は
油性塗料を選択すると良いでしょう。
外壁塗装は簡単に塗り替えられるものではありません。
後悔のないよう、ご自分に合った塗料選びをしてくださいね😊
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