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清須市で外壁塗装 外壁塗装で大切な塗料の希釈について解説します

豆知識スタッフブログ 2024.05.24 (Fri) 更新

こんにちは!

清須市外壁塗装工事・屋根塗装工事専門店株式会社大和創建です🤗

 

最近は気温が高い日が続いていますね☀

朝は肌寒く、昼間は暑くなり、気温差の激しいこの時期は体調を崩される方が多いようです。

皆様どうぞご自愛くださいね🍀

 

さて、本日は塗料の希釈についてのお話をさせていだだきます。

塗料の希釈とは、外壁塗装の塗料を薄めるという意味です。

外壁塗装をする際には、缶に入っている塗料をそのまま直接塗ることはできません。

塗料を薄めて使用する事になるのですが、なぜそうしないといけないのか、その理由について解説させていただきます。

 

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希釈とは?

外壁塗装をする際の希釈とは、塗料に水やシンナーを混ぜることをいいます。

混ぜるもののことを希釈材といい、水性塗料は水、油性塗料はシンナーです。

また塗料には、メーカーが定めた希釈率が決まっていて

塗料に対してどれくらいの量の希釈材を混ぜるかの割合が決まっています。

 

希釈する理由とは?

 

塗料を塗りやすくする

外壁塗装で使用する塗料は、そのまま塗るには粘度が高く非常に塗りにくいです。

希釈して塗料の粘度を調節することで、刷毛やスプレーで塗装する際に塗りやすくなります

塗料の粘度は気温や湿度によっても変わってくるため、そのときの状況に応じて、希釈率を調整することが重要です。

 

 

塗りムラやピンホールを防ぐ

ピンホールとは、針の先ほどの小さな穴という意味です。

塗装直後の塗膜の表面にピンホールができることがありますが、これは多かれ少なかれ施工に不備があったことのサインです。

塗料の希釈率が不適切で塗膜が薄すぎたり厚すぎたりした場合、ピンホールが発生する可能性があります。

ピンホールは、塗膜の性能を低下させたり、劣化を進行させる原因になってしまうので注意が必要です。

また塗料を希釈をせずにそのまま塗ってしまうと、粘度が高いため均一に塗料を塗ることができず、ムラができてしまいます。

塗料の希釈には、塗りムラやピンホールといった施工不良を防止する目的もあります。

 

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スプレーガンが詰まらないようにする

スプレー塗装は、スプレーガンを使った塗装方法で、外壁塗装方法の1つです。

スプレーガンに塗料を入れて、細かい粒子にして塗装します。吹付塗装とも呼ばれます。

このスプレーガンを使用するときに、塗料の粘度が高いままだと、塗料がスプレーガンの中で詰まってしまう恐れがあります。

そのため、適度な粘度になるまで希釈する必要があります。

 

塗装方法 – ROVAL World (Japanese)

 

 

希釈率には幅がある

塗料には5%~10%など希釈率に幅を持たせています。

なぜ幅を持たせているかというと、気温や季節により塗料の粘度が異なるからです。

夏は気温が高く粘度が低いですが、冬は気温が低いため塗料の粘度が高いため薄める割合を多くします。

季節や気温により粘度が異なるため、希釈率には幅を持たせています。

 

 

希釈率を守らないとどうなる?

 

耐久性が悪くなる

メーカーが発表している耐久年数は、適正な希釈率で希釈した塗料を使ったときの耐久年数です。

この規定より薄めたもので塗装をしてしまうと、耐久年数が早まってしまい

2~3年で剥がれてしまうこともあります。

また希釈材の選び方を間違えると、さまざまな不具合が起こる可能性があります。

 

<正しく希釈されていない場合の不具合>

・下塗り塗料:錆止め効果が損なわれる

・上塗り塗料:耐候性の性能が損なわれ、劣化が早まる

・ウレタン系:紫外線のダメージを受けやすくなり、早期にチョーキング現象(壁を触ると白い粉がつく)を起こす

塗装直後は分からなくても、数ヶ月後や数年後に不具合となって現れる場合もあります。

 

ちぢみが発生する

すでに塗装されている旧塗膜に含まれる溶剤が弱溶剤で、その上から強溶剤で希釈した塗料を塗ると

ちぢみという不具合が発生する可能性があります。

ちぢみは古い塗膜や下塗り塗料が、上塗り塗料に含まれる希釈液によって侵される現象です。

その名の通り、塗料がちぢんで見えます。

 

リフティング

 

 

⚠️規定より薄める業者もいる

中には、塗料メーカーが定めた希釈率を守らない悪徳業者もいます。

なぜなら、塗料を希釈材で薄めれば薄めるほど業者の利益が増えるからです。

塗料を薄めると量が増え、粘土が低くなるので職人の塗るスピードが速くなります。

材料費も人件費も安くすることができるため、業者にとっては都合がいいのです。

しかし薄めることで液垂れがしやすくなり、完成時の見た目も悪く、塗料の本来の性能も発揮できなくなります。

依頼主にとってメリットは全くありません。

逆に、規定より塗料を薄めずに使用してしまうと、粘りが強く塗りにくくなり、色ムラが出やすいなど問題が出てきます。

こちらは業者によってメリットがないので、故意にやる業者はいないのですが、希釈を適当にやるような業者の場合には起こりうるケースです。

 

悪徳業者!住宅用火災警報器を設置するといいながら、付けたのは中身がなかった。

 

外壁塗装工事は外壁の耐久性を向上させ、建物の美観を保つための大切な工事です。

ですが希釈率を守らないで塗装してしまうと、本来の性能を発揮することが出来ず

数年で外壁塗装が剥がれてしまったりと、大きなダメージを与えてしまいます。

外壁塗装工事を依頼する際には、知識と技術がしっかりとした、信頼できる塗装業者を選ぶことが大切です。

 

大和創建は、ご相談、お見積り無料です❗お気軽にお問合せ下さいね🤗

 

 

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