外壁の色褪せしやすい色、しにくい色は?原因や対策なども紹介します。
こんにちは!
清須市で外壁塗装工事・屋根塗装工事専門店の株式会社大和創建です。
外壁の色褪せが気になっていませんか?
色褪せが目立ってきて見た目が悪くなるのは嫌ですよね😟
今回は、色褪せの原因や対策などをご紹介していきますので、読んでみてくださいね💛
色褪せとは?
色が薄くなっている状態の事を言います。外壁だけでなく身の回りの物でも起こります。
見た目が古く感じたり、汚く見えると思いますが、見た目だけの問題ではありません。
色褪せは塗料の塗膜が劣化しているサインです。防水性も低下してしまいます。
色褪せは、汚れとは違い掃除して取り除けるものではありません。
塗装して元の状態に戻す必要があります。
外壁の色褪せの原因
紫外線による塗料の劣化
主な原因は、太陽の熱による紫外線です。塗料の顔料の元素が紫外線に当たることで破壊され、色褪せが起こります。
塗料の色を構成する顔料は、原子の組み合わせでさまざまな色を表現していますが、紫外線が長く当たると原子のつながりが破壊されてしまいます。
そうなると原子の配列がバラバラになり、本来の色が出せなくなり、色褪せてしまいます。
化学変化による影響
日光が当たらなくても化学変化で変質して色褪せことがあります。
分かりやすく言うと、鉄の酸化です。鉄が酸素と反応することで、酸化鉄という別の物質になり、色も変わります。
施工不良
色褪せの原因は、もしかしたら業者にある可能性もあります。
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りと3回塗りで行います。
各工程の間にはしっかりと乾燥期間を設けますが、塗料が乾ききる前に次の工程に進むと、余分な水分が含まれるので、劣化が早く進み色褪せの原因になります。
その場合は、部分的に色褪せが見られることがあります。左右で色褪せ具合が違ったり、不自然な場合は施工ミスの可能性があります。
外壁が色褪せするとどうなる?
見た目が悪くなる
色褪せが起こると、見た目が悪くなります。全体的にくすんだ印象になり、古びた印象になります。
クラックが生じやすくなる
クラックとは外壁にできるひび割れの事です。塗料が劣化することで、外壁表面を守れなくなり、クラックが生じやすくなります。
チョーキングしやすくなる
外壁が色褪せると同時にチョーキング現象も起こるようになります。チョーキング現象とは、劣化した顔料が白い粉状になって外壁の表面に出てくることです。
チョーキングが起きると、塗料が本来の機能を発揮できていない状態です。
防水性が低下する
色褪せが起こったまま放置すると、建物の防水性が低下してしまいます。
塗料の顔料の破壊と同時に、塗料の成分である樹脂も劣化します。すると、外壁を雨などから守っている塗膜が弱り、防水性が低下します。
外壁塗装の色褪せは塗膜が分解され外壁から剥がれた状態です。つまり、外壁の色褪せ=塗膜の剥がれ=防水機能がない状態です。
外壁の色褪せ対策は?
色褪せは自然現象で起こりますので、100%防ぐことはできません。
しかし、そのままにしておくと建物の劣化に繋がりますので、対策をご紹介します。
塗装する
色褪せしてしまったら、塗装をすることで色褪せを解消することができます。
塗膜の防水性もアップします。
新築または塗装して10年以上経過した建物には、色褪せが起こっている可能性が高いので塗装をオススメします。
耐久性の高い塗料を選ぶ
色褪せを避けることはできませんが、耐久性の高い塗料を使うことによって、色褪せるのを伸ばすことができます。
耐用年数が短い塗料は、それだけ紫外線の影響を受けやすく、逆に長い塗料は紫外線に強いと言えるからです。
艶あり塗料を選ぶ
塗料には艶ありと艶なしがありますが、艶なしは艶消し材を入れるため、耐用年数が落ちてしまいます。
そのため、艶なし塗料よりも艶あり塗料で塗装した方が、耐用年数が長く、色褪せを少し伸ばすことができます。
色褪せしにくい色は?
色褪せが気になる方は、外壁塗装をする際に色褪せしにくい色を選ぶのがオススメです。
塗料は色によって顔料の成分や結合の強さが異なりますので、色によって劣化のスピードが変わります。
ホワイト
白色の外壁は最も色褪せしにくい色です。
白色の顔料の元になっているのが酸化チタンという物質です。
色素の結合や化学変化が起きにくいので色褪せが起こりにくいとされています。
さらに白色は色褪せたこと自体も分かりにくいので、最も色褪せしにくいと言えます。
しかし、他の色よりも汚れが目立ちやすいのがデメリットです。
ブラック
黒色も実は色褪せしにくい色です。
黒色の顔料の元はカーボンブラックで、炭素でできており、日光によって分解されにくい性質があります。
同じ黒色でも艶ありと艶なしでは、艶ありの方が色褪せが目立ちやすいです。
また、黒色は光を集める特性があるので、その分、樹脂の劣化が他の色より早く進んでしまう可能性があります。
白色と同様に汚れが目立ちやすいデメリットもあります。
ブルー
原色系ですが、青も色褪せしにくい色です。
光を反射しやすく、紫外線の影響を受けにくいからです。
色褪せしにくい特性を生かし、道路標識も青が使われているそうです。
色褪せしやすい色は?
色褪せがしにくい色をご紹介しましたが、逆に外壁塗装では避けた方が良い色褪せしやすい色を紹介します。
一般的には鮮やかな暖色系に近いほど、紫外線の影響を受けやすい有機物が使われているので、劣化しやすくなります。
レッド
赤色が最も色褪せしやすい色と言われています。
耐光性が高くないため、紫外線を吸収しやすく、こまめな塗り替えが必要なので外壁塗装にはあまりオススメできません。
有名な東京タワーは5年毎に塗り替えを行っているそうです。
イエロー
黄色も人気なお色ではありますが、色褪せしやすいと言われています。
顔料の窒素元素同士の結合が、紫外線によって切断されるからです。
なぜか黄土色は色褪せがしにくいので、黄色系をご希望の方には黄土色がオススメです。
いかがでしたか?
外壁の色褪せで悩んでいる方の参考になりましたら嬉しいです😄
大和創建では診断・見積り無料ですので、お気軽にお問合せください✨✨
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