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お家の耐震に!地震に強い屋根材とは?

豆知識スタッフブログ 2021.03.11 (Thu) 更新

こんにちは!

清須市で外壁塗装工事・屋根塗装工事専門店の株式会社大和創建です。

 

3.11東日本大震災から今日でちょうど10年ですね。

日本は地震大国と言われていて、この東海地方も何年も前から大地震が来ると

言われていますね。

本日は、地震に強い屋根材についてご紹介したいと思います。

 

屋根材には様々な種類がありますが、皆様のお家はどんな屋根材が使われていますか?

 

地震対策には、屋根の重量を軽くした方が適しています。

なぜかと言うと、

建物の重心は、屋根の重量が重いほど高くなり、重量が軽いほど重心が低くなります。

地震で建物が横に揺れた際に、重心が高いほど揺れ幅が大きくなります。

そうなると倒壊のリスクが高くなってしまいます(>_<)

 

では、屋根の重さってどのくらいだと思いますか?

実はとっーても重たいのです。種類別に見ていきましょ~!

 

まずは、和瓦粘土瓦などと呼ばれている瓦屋根

1坪あたり約180kg、一般的な大きさのお家で屋根全体の重さは、

なんと約6トン!!!

6トンと聞いてもあまり想像がつきにくいかもしれないですが、

軽自動車が6~7台分ぐらいです( ゚Д゚)

6トンの重さを支える柱や筋違、基礎には相当な耐力が必要ですね。

 

次に、スレート瓦

1坪あたり約70kg、一般的な大きさのお家で屋根全体の重さは、約2トン!!!

軽自動車約2.5~3台分くらいの重さでしょうか。

スレート瓦は、軽量で値段も瓦に比べて安価なので、現在日本で1番使われています。

セメントが主成分なのでスレート自体に防水性はなく、塗装によって防水性が保たれています。

防水性が切れる前塗装をする必要があります。

 

 

最後に金属瓦です。(ガルバリウム鋼板)

1坪あたり約20kg、一般的な大きさのお家で屋根全体の重さは、約0.7トン!!!

こちらは軽自動車1台より軽いです。

瓦と比べると建物の負担もかなり軽減しますね!

金属屋根は、耐久性に優れ、トタンよりに強く、そして非常に重量が軽い屋根材です。

 

ただ、重い屋根材の瓦も、必ずしも地震に弱いというわけではありません。

屋根の重量をきちんと計算して、現在の耐震基準に適応した設計であれば問題ありません。

瓦屋根を支える土台、構造を強くしてバランスの取れた躯体を作ることや、

落下を防ぐために定期的なメンテナンスを行うことが大切です。

しかし、築年数が経っており、現在の耐震基準に満たない建物は注意が必要ですので、

葺き替えのタイミングで屋根の軽量化も検討してみてはいかがでしょうか?

また、地震や台風の際の停電に備えて、太陽光発電のソーラーパネルを載せている方も

いらっしゃると思います。

ソーラーパネルを載せると、さらに重量が増えます。

しかし、載せる量やメーカーによっても変わってきますので、耐震性問題はないか、

屋根材の補強が必要ないか確認してみてくださいね!

 

 

 

 

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