外壁の劣化症状!色褪せとは?なぜ起こる?
こんにちは!
清須市で外壁塗装工事・屋根塗装工事専門店の株式会社大和創建です。
今日は、外壁の劣化症状である色褪せについてお話します♪
色褪せとは?
以前よりも色が薄くなっていたり、褪めている状態の事です。
色褪せは外壁だけではなく、色々なものにおこります。
身の回りでもカーテンや車なんかも色褪せしますね。
私も外に置いていたお気に入りのカバンが、色褪せてしまってショックだった事があります( ;∀;)
色褪せの原因は?
代表的な原因として、太陽光に含まれる紫外線による色褪せがあります。
紫外線の他にも、酸性雨などの自然的な原因も考えられます。
色褪せの主な原因は「顔料の色素結合の切断」と「化学変化による物質の変化」と言われています。
顔料の色素結合の切断とは?
塗料の色の元は顔料ですが、原子同士の結合で構成されています。
これら原子同士の結びつきの強さは結合エネルギーによって示すことができ、
この結合エネルギーを上回るエネルギーを受けるとそれが破壊されてしまうのです。
紫外線のエネルギーが、顔料に含まれている化合物の結合エネルギーより強く、
結合が切断されていくため、色味が変わってしまい、色褪せが起こってしまうのです。
化学変化による物質の変化
化学変化で身近な物と言えば酸化ですね。よく見られる鉄の錆は鉄の酸化です。
鉄は酸化鉄という別の物質になり、色も赤(赤錆)や黒(黒錆)へと変わります。
銅は酸化銅になると緑青という色へと変わります。
化学変化に伴い色も変化するので、これまでとは違った色に変わるのは当然なのです。
化学変化は酸素や水によって引き起こされますが、熱によっても促進されます。
日光によって届けられる熱も化学変化を一部、促進させているのです。
少し難しくなってしまいましたが、色褪せの原因はわかりましたか??
太陽光による色素の切断も、化学変化も、自然現象なので避けることはできません(>_<)
ですが、色褪せの進行を遅らせる事は可能です!
次回、ご紹介します(^O^)/
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