外壁の色を変えないクリヤー塗料とは?特徴をご紹介します。
こんにちは!
清須市で外壁塗装工事・屋根塗装工事専門店の株式会社大和創建です。
急に気温が低くなり、一気に冬がやってきましたね⛄
皆様体調はいかがでしょうか?
風邪やインフルザ等にはくれぐれもお気をつけ下さいね☺
さて、本日はクリヤー塗料についてご紹介していきたいと思います。
外壁塗装というと色のついた塗料で塗装するイメージが強いかと思いますが、
現在の外壁の色を変えず塗装できるクリヤー塗料というものがあります。
本日はこのクリヤー塗料の特徴についてお伝えいたします。
【クリヤー塗料とは?】
クリヤー塗料とは分かりやすく言いますと、顔料を含まない塗料のことです。
そのため塗料自体が透明で、現在の外壁材の意匠性をそのまま活かすことができる
塗料になります。
◆クリヤー塗料のメリット◆
1.現在の外壁デザインを保てる
一般的な色で塗りつぶす塗装と違い、外壁の素材感や木目などを活かしつつ、
塗料の保護機能や艶出し効果を与えることができます。
外壁材の中には、意匠系サイディングと呼ばれる、デザインに凝った外壁材があります。
塗装しても今ある外壁の色は変わらないため、現在の模様を塗りつぶしたくない方や、
現在のデザインはそのまま残しておきたい方におすすめです。
タイル調や石柄など、意匠性の高いサイディングのお住まいに合っています。
2.ツヤ感が増して、外観が生まれ変わる
クリヤー塗料で外壁や屋根を塗装すると、明るく艶のある保護膜を作ることができ
まるで新築のように輝きを増した外観となります。
ツヤがある外壁や屋根は新しく見えるうえ、汚れがつきにくいというメリットもあります。
3.チョーキングが発生しない
チョーキングとは外壁の表面に粉状のものが付着する現象のことで、
白亜化現象とも言います。これは塗料に含まれる成分の顔料が劣化することで発生します。
クリヤー塗料には顔料が含まれていないため、チョーキング現象が発生することがありません。
そのため、色褪せなどの劣化症状が起こらず綺麗な外観を保つことが出来ます。
◆クリヤー塗料のデメリット◆
1.劣化症状が激しい外壁には適していない
クリヤー塗装は劣化の激しい外壁に塗装することは向いていません。
現在の外壁のデザインををそのまま残すことができることがクリヤー塗装のメリットとなりますが、
激しく劣化した外壁や補修した跡に塗装をするとそのまま見えてしまいます。
クリヤー塗装をお考えの方は新築時または前回の塗装から10年位で
塗装することをおすすめします。
2.劣化がわかりにくい
クリヤー塗装はピカピカの外観を長期に渡り保つことができます。
しかし見た目では分かりづらいのですが、保護の役割としては劣化は進んでいます。
劣化が見えづらいため、ご自身で劣化が進んでいるかどうかの判断が難しくなってしまうので
クリヤー塗装で塗装した場合は、劣化しているように見えなくても10年程経った頃に
業者に診断してもらいましょう。
3.サイディング材の種類によっては塗装できない場合がある
中には性質上クリヤー塗装出来ないサイディングというものもあります。
それは新築時の時から光触媒や無機の表面コーティングを施されているものです。
そのようなサイディングはクリヤーの樹脂が密着しないため、避けた方が良いのです。
4.シーリングの上から塗装しない
クリヤー塗料でシーリング部分の塗装をすることは避けないといけません。
サイディングボードのパネルとパネルの間の目地部分には、シーリング材を充填しますが
このシーリング材の上からクリヤー塗料を塗装すると、シーリング材が劣化し
割れてしまうことがあります。
今回は、クリヤー塗料についてご紹介しました。
色を塗り替える以外にも、現在の外壁のデザインをそのまま残せる方法があることを
知っていただける機会になりましたでしょうか?
現在の外壁を生かして外壁塗装したいとお考えの方は、参考にしてみてくださいね☺
大和創建では、どの塗料がお住まいの外壁に適しているか無料で診断させていただきます。
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