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外壁の凍害とは?原因と対策を紹介します。

豆知識スタッフブログ 2023.01.26 (Thu) 更新

こんにちは!

清須市、あま市、稲沢市で外壁塗装工事・屋根塗装工事専門店の株式会社大和創建です。

毎日寒いですね❄️

この寒い時期に増える凍害というのをご存じでしょうか?

外壁に起きる凍害とは何か?対処法などもご紹介していきます😊

 

外壁の凍害とは?

コンクリートに含まれている水分が凍結することによって起こる現象です。

水分が凍結すると、体積が増えるので少しだけ膨張します。コンクリートの内側から外側に圧力がかかります。

氷が解けるともとに戻りますが、凍って解けてを繰り返されることで、圧力がかかる作用も繰り返され、劣化が進んでいきます。

頑丈なイメージのコンクリートですが、引っ張られる力には弱いという性質があり、内側からの圧力にも強くありません。

外壁材としても主流な窯業系サイディングボードも、コンクリートの仲間のセメントを主に使用しているので、凍害が起きてしまいます。

 

凍害が起きると現れる現象は?

ひび割れ

コンクリート内の水分が凍結し、膨張するとひび割れが発生します。

最初は小さなひび割れでもだんだん大きくなって、大きな欠損になる恐れもあります。

ポップアウト現象

コンクリートの表面が割れ、薄い皿状に剥がれ落ちてしまう現象です。

初期は小さな剥がれでも劣化が進むにつれて大きな剥がれになっていきます。

 

凍害が起こる原因は?

凍害を引き起こす原因は、経年劣化が多いです。

凍害になりやすいとされる窯業系サイディングも、経年によって劣化すると塗膜の効果が失われ、原料となるセメント材が湿気や水分を吸収しやすくなります。

凍害は外壁が凍結することによって発生するため、寒冷地や日本海側などで起こりやすい現象です。

しかし、寒さの厳しくなる冬場においては、太平洋側の平地であっても発生することがあります。

 

凍害が起こりやすい条件は?

気候条件

外壁内部の水分が凍るのは0℃を下回る時です。冬の気温が0℃以下の地域や環境では、凍害が起こりやすいです。

特に昼夜の気温差が大きい地域や環境の外壁は、凍害発生の確立が高くなります。

凍害が発生しやすい場所は?

・バルコニー

・建物の角

・キッチン、洗面所

・板金

湿気の多い水回り日が当たりにくい北側に凍害が発生しやすいです。

建物の角やサイディングの境目なども要注意です。

つなぎ目の部分なので不良が起きやすく、形状が安定しないことから凍害が発生しやすくなっています。

また劣化したシーリング周辺も水が侵入しやすいので、凍害が起こりやすいです。

 

凍害が起こってしまったら?

外壁に凍害が起こってしまったら、大なり小なり既に劣化が始まっています。

初期症状は小さなひび割れからですが、放置すると建物内部にまで劣化させ、最悪の場合、構造内部まで被害を与える可能性があります。

構造内部にまで被害が進行すると、大規模な修繕工事になり、当然費用も高額になります。

凍害が起こってしまったら、どうしたらいいか対処法を紹介します。

部分補修

微細なひび割れなどの凍害の初期発生する劣化症状の場合は、パテを使っての部分補修が可能です。

ただし、根本的な解決にはなっていないので、応急処置になります。

塗り替える

塗装によって防水機能を取り戻します。パテで部分補修した後、外壁表面をなめらかに整えた後、上から塗料を塗ります。

塗り替えることで、劣化していた防水機能耐候性を再び向上させることができます。

張り替える

最も効果的なのは、新しく張り替えることです。建物の防水機能耐候性格段に向上し、凍害のリスクを減らすことができます。

デメリットは費用が高額なことです😰

 

凍害を発生させないためには?

定期的に水回りやコンクリートの部分をチェックする
築10年を目安にプロに見てもらう
外壁塗装を行う

凍害は目に見えるものもありますが、素人では分からないような箇所に被害が出ていることもありますので、定期的にプロにみてもらいましょう👍

凍害の原因は主に塗膜の劣化ですので、塗膜の効果が無くなる前に外壁塗装を行うことが有効です😊

 

 

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