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外壁タイルのメリット・デメリットとメンテナンス方法

豆知識スタッフブログ 2021.09.23 (Thu) 更新

こんにちは!

清須市で外壁塗装工事・屋根塗装工事専門店の株式会社大和創建です。

 

現在の日本の外壁材のシェアは、サイディングが70%モルタルが13%金属サイディングが9%、

タイルが3%です。

お洒落で高級感のある外壁タイルですが、たった3%のシェアなのに驚きです。

サイディングに比べて耐久性が高く、メンテナンスもほとんど不要とも言われています。

しかし、初期費用が高く、一般的な大きさのお家でも300万円程度かかってしまいます。

これはサイディングの2倍くらいの値段なので、シェア率が低いのではないでしょうか?

 

では外壁タイルのメリット・デメリットを紹介します。

 

◇外壁タイルのメリット

・高級感がある

外壁タイルに一番の魅力だと思います。

素朴な味わいのものや凝ったデザインまで様々な種類があります。

外壁タイルには立体感重厚感が出て、他の外壁材に比べてお洒落で豪華です。

 

・耐久性が高い

タイルは、鉱物や金属、ガラス等と同じ天然資源から作られた無機質であり、

劣化しないのが特徴です。

塗装で着色していないので、色褪せほとんどなく、吸水性も低いので、

ひび割れの心配もあまりありません

 

 

◇外壁タイルのデメリット

・費用が高い

その素材性ゆえに他の手法に比べて初期費用が高くなる場合が多いです。

一般的なサイディングと比べると、2倍ほどかかってしまいます。

ただし、サイディングなど他の外壁は、初期費用を抑えられますが、

劣化が早く10年ごとに塗り直しが必要です。

タイルは他の外壁材よりも耐久性が高く、長い目で見てメンテナンス費用抑えることができます。

 

・剥離の危険

最近では技術の進歩で、大地震並みの揺れでも剥離や落下がないようになっていますが、

古い外壁タイルでは剥離の危険もあり得ます。

接着剤の役割をしている下地のモルタルは弾力性に欠けます。

そのため、地震による建物の動きを吸収できないと、タイルに負担がかかり、

浮き剥がれが発生する恐れがあるのです。

 

 

 

◇外壁タイルのメンテナンス

外壁タイルはメンテナンスが不要と思われている人もいるかもしれませんが、

タイル以外の付帯部や目地などのメンテナンスは必要です。

 

・洗浄

お家でできる簡単なお手入れは洗浄です。

外壁に水をかけて汚れを落としましょう。柔らかいスポンジやブラシなどで

優しくこすってあげてください。

家庭用の高圧洗浄機があれば便利ですね。

 

・目地材の補修

目地の劣化を放っておくと、タイルが剥離する可能性もあり得るので危険です。

目地の劣化を見つけたら、点検、修理をお願いしましょう。

 

・タイル貼り替え

年数が経ち、老朽化によりタイル全体が浮かび上がってくる場合は、費用はかかりますが、

タイルの貼り替えが一番よいでしょう。

浮かびあがったタイルをそのままにしておくと、落下し人に危害を加える可能性もあります。

 

・注入工事

一部のモルタル、タイルが浮いてきてしまった時に、弾性エポキシ樹脂を注入する補修工法です。

一般のお家ではあまり行いません。鉄筋コンクリートのビルなどで行われる工法です。

専用工具を用い、タイルやモルタルの浮きもしっかり接着させます。

★注入工事の様子はこちら★

 

外壁タイルは、独特の風合いを持った高級感のある外観が最大の魅力です。

また、品質の高い素材を用いて、正しく施工すれば耐久性も高くメンテナンス性に優れた外壁材です。

 

 

 

★外壁塗装の施工事例はこちら★

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